アメックスのゴールドカード審査をパスする条件・限度額などについて

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、空港ラウンジや旅行保険、空港手荷物無料宅配サービスなど、特典が充実したクレジットカードです。
バブル期には、最高のステータスを表すカードとして有名でした。

現在は20代や30代も持てるようになり、審査が甘くなったのではないかと危惧する声がインターネットで見られます。
年数を経てよりランクの高いカードが登場し、実際に審査内容は変化しました。

アメックスのゴールドカードの審査は事故情報に厳しい

審査基準が独特なアメリカン・エキスプレス

外資系カード会社のアメックスは、審査基準が独特です。
銀行や消費者金融と同じようにKSCをはじめ、CICとJICC、3つの個人信用情報機関で信用情報機関を照会します。

債務整理と自己破産を選択した過去があると、KSCでは10年経過しないと事故情報が消えません。
全破産免責を受けた事実が明るみに出ます。

信用情報機関の照会に厳しいにも関わらず、審査基準は甘いか否か、インターネット上で意見が分かれました。

借金の返済や年収をはじめとする属性の向上、資産もしくは不動産収入によっては審査に通る可能性があるためです。
定収入がなく住所不定、アルバイトで働いている場合などは審査で否決されます。

年会費は審査の難易度と無関係

年会費を取るために審査が甘いと一考する意見もありますが、主な収益源は加盟店から徴収する手数料です。
審査の難易度には関係していません。

ステータス性の高いカードとして知られるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、以下ゴールドカードは、実際には取得しやすくなりました。
バブル時代と異なりアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード、以下プラチナカードが存在するためです。

アメックスグリーンと比べれば、審査上の垣根はほぼなくなりました

プラチナとブラックの存在

正社員の30代の一般的な年収400万円程度があれば審査が通る可能性があります。
住宅ローンが残る40代でも、同程度の年収であれば審査に通る可能性はさほど低くありません。

20代でも大手企業に務める正社員で年収300万円、地方公務員で年収250万円、あるいは事業実体のある30代の個人事業主も審査に通る見込みが持たれます。

ゴールドカードは上のランクが存在するため、審査基準が相対的に落とされました。

ブラックカードに位置するアメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード、以下センチュリオンカードの審査へ漕ぎ着くまでは容易ではありません。

ゴールドカード利用者の中からプラチナカードの保有者が選ばれて、更にふるいにかけられてからセンチュリオンカードを持つ権利が与えられます。

発行しても大丈夫だろう、とアメックスに判断されない限りは招待されません。センチュリオンカードの年会費は、30万円以上です。

センチュリオンカードは月間50万円から100万円以上を利用して選ばれるほど基準の高いクレジットカードですが、パーソナルコンシェルジュがつく特典があります。
一見さんお断りといった店や、シーズン中のホテルの予約を取る働きぶりを見せます。

審査に落ちる基本的な理由はフリーターなどの低い属性

信頼性が重要なカード審査

アメックスカードの審査に落ちる原因は、複数あります。
年収や勤続年数をはじめとする属性の低さやクレジットヒストリー、申込書の記入ミスなどです。

最大の要因は申込者の属性の低さで、世間一般では年収300万円程度かつ勤続年数3年以上が必要と認知されています。
20代の専業主婦はもちろんのこと、年収300万円でも20代の自営業や30代の派遣社員も審査に落ちてしまう可能性が十分にあります。

収入の安定性が問われるため、20代以上であってもアルバイトやパート勤務では可決される可能性がありません。
アメリカン・エキスプレスの公式サイトにて、フリーターによるカードの申し込みは受けられないと記載されています。

なお、ゴールドカードはアメックスグリーンよりも50万円以上の年収の高さを要されます。

カード申し込み時にしてはいけないこと

アメックスカードは個人信用情報機関に登録された信用情報を含め、申込者の属性を重視しています。

借金や他のクレジットカードの滞納や遅延、あるいは自己破産でブラックリストに登録されていると定収入があろうとも望みを持つことはなかなかできません。

クレジットカードの利用履歴の登録が一切ないスーパーホワイトの状態もまた、難なく審査に通るとは限りません

使用した代金を返済する癖があるか、判断できないためです。

他のクレジットカードと同時に申し込んでもいけません。
金策に走っていると見做され、返済能力があるかどうか怪しまれてしまいます。

申込書類の記入ミスは整合性が取れず、性格は丁寧さに欠けると評価が下されます。
信用の損失は、審査に落ちる理由の1つです。

記入した勤務先で在籍確認ができないことも落ちる理由になりますが、信用情報に問題がなければ電話がかかることなく審査に通る事例は珍しくありません。
所有クレジットカード枚数が極端に多いのも問題です。
利用頻度の低いクレジットカードマニアではないかと疑われ、審査に落ちる可能性を高めてしまいます。
公式サイトによると再申し込みは可能ですが、以前の申込日から3か月以上空ける必要があります。

信頼性を持たせるには

アメックスの審査に少しでも通過するには、クレジットヒストリーを積みましょう。
クレジットカードを利用する以外に、携帯電話機の分割支払でも履歴が増えます。

申込書類で、任意の項目を埋めるのも手です。
丁寧で真面目な印象を持たせましょう。

初年度の利用限度額は個人の状況で様々

利用限度額を確認するには利用前提で尋ねる

ゴールドカードにおける初年度の利用限度額は、個人で異なります
公式サイトの記載によると、不意の買い物に備えて一律の制限が設けられていません。
申込者の手元にカードが到着しない限り、具体的な利用限度額を知ることができないようになっています。

カードを手にする前は年収の約5%から10%辺りに見当をつけられますが、勤務形態や家族構成などが影響します。
10万円から150万円ほど、挙げられた予想の声に幅広い差が生じているのはこのためです。

利用限度額を知るには、いくらかと尋ねては答えてもらうことができません。
アメリカン・エキスプレスの会員サイトに登録してカード情報を紐付けすると、利用可能額を知ることができます。

買い物など利用予定の金額を入力すると、利用限度額範囲内か否かが表示されます。
サポートセンターへ問い合わせる際も同様に、金額を提示して利用可能かどうか尋ねるようにしましょう。

利用限度額を増やすにはお願いするか、デポジットか

利用可能枠は利用状況や、資産状況に応じて随時設定されています。
利用限度額以上の金額を利用する場合には事前承認手続きが勧められていますが、事前にデポジットを入金する方法もあります。

利用限度額に加えてデポジット分もカード決済ができるようになるため、クレジットカードのポイントを貯めたい場合や海外旅行の際には有用です。
もし利用限度額が50万円でもデポジットで200万円を預ければ、250万円までカード支払いが可能になります。

利用限度額は利用実績の積み重ねの証

事前承認手続きやデポジットではなく、恒久的に利用限度額を100万円にするには信頼度が必要です。
アメックスカードを定期的に使用し、支払いに遅延がないようにしましょう。

生活費をクレジットカードで支払う癖を付けて、利用限度額に見合うと判断されれば300万円まで引き上げられる可能性はあります。
家賃や食費、通信費などで利用実績を溜めましょう。

ゴールドカードよりもマイルの貯まる機会の多いANAゴールドカード

ポイントはマイルに移行できる

ゴールドカードで貯めたポイントは、メンバーシップ・リワードANAコースに参加するとANAマイルに移行させることができます。

メンバーシップ・リワード・プラスと合わせて登録すると1000ポイントでANAの1000マイル、他に提携している航空会社では1250ポイントで1000マイルに換算されます。

年間の交換上限は8万マイルですが、デルタ航空などの外資系航空会社のマイルには移行上限が設けられていません。

フライトマイルにボーナスマイルがプラスされるANAゴールドカード

ANAアメリカンエキスプレスゴールドカードならば、年間移行ポイント数の制限はありません

ANAグループで利用するとポイントが通常の2倍になり、提携店の買い物や対象商品の購入ではポイントと別個にマイルも自動精算されます。

ANAグループ便を利用すると、通常のフライトマイルに加えて25%のボーナスマイルが付くことも特徴です。
ポイントの有効期限は無期限になり、貯めたポイントが失効することがありません。

日常の買い物でもポイントとマイルが貯まる

加盟店での買い物では、100円ごとに1ポイントと1マイルが貯まります。
1ポイントは1マイルに換算されるため、実質2マイルが手に入ります。

ANAグルメマイル参加店でマイル精算を希望すれば100円ごとに1ポイントと2マイルが貯まるため、実質3マイルです。
カードに付帯しているEdyを使い、Edyマイルプラス対象店で支払うと通常200円で1マイルのところ、2マイルが貯まります。
貯めたマイルはANAや提携航空会社の特典航空券、ANA SKYコインなどに交換できます。

各ゴールドカードの年会費の差は大きい

ゴールドカードごとに差はあるのか

一般的にゴールドカードの審査方法は一般カードと変わりませんが、年収によって左右されやすくなります。

実際に、三井住友信託銀行のSuMi TRUST CLUBエリートカードは入会の目安として、22歳以上で年収200万円以上と指定しました。
MUFGカードゴールドやオリコカードザポイントプレミアムゴールドなどの年収基準が200万円以上である一方、三井住友VISAゴールドカードは300万円以上、JCBゴールドカードは350万円以上と判断する声が挙がっています。

違いは年会費にも現れていて2000円前後から1万円が並ぶ中、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは2万9000円の高さを誇っています。

ゴールドカードを選ぶときにステータスの高さを重視するのであれば、年会費の高さがポイントです。

一方でコストパフォーマンスを見るならば年会費がさほどかからず、自身にとって不要な特典が付いていないカードを探しましょう。
ポイントの提携先や空港のラウンジに限らず、イベントチケットの先行発売があるなど特典は様々です。

審査がとても甘いゴールドカードは存在しない

契約社員やフリーターなどの職業や、短い勤続年数を理由に審査で落とされるのはどのカード会社も同じです。
居住年数の長さ、家族を養える経済力を持っている既婚者は有利になります。

1人暮らしの場合は頼る人がいないと判断されてしまい、夜逃げの可能性を視野に入れられてしまいます。
他、クレジットヒストリーの事故情報や借入額の多さは悪影響を与えかねません。

ローンの債務額は関わってきませんが、収入に見合わないと判断されれば審査で不利な状況になります。

ゴールドカードは一般カードから切り替えた方が早く届く

ゴールドカードの審査期間は、申込日からおよそ2週間から3週間です。

貸倒れを防ぐため厳しい審査は長くなりますが、一般カードから切替申請をした場合は1週間程度でカードが到着します。
一般カードからゴールドカードへの切替について、招待状を送る条件はカード会社によって異なります。

返済能力に対する信用度の高さは確保されていますが、必ず審査を通過できるとは限りません。
他社のクレジットカードの利用状況やローンの滞納を確認される程度で、信用情報に傷がなければ審査が通る可能性は高いです。

アメックス まとめ

クレジットヒストリーに厳しいアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、一定の年収があれば作れるようになりました。

所有できる人物は限られていて、返済能力を見極める厳しさを見せています。

飛行機利用者から注目を集めるマイルの貯まりやすさや、デポジットで利用限度額を一時的に増やせる使い勝手の良さを備えています。